学校経営方針

学校経営方針

「保幼小一体教育」と「小中一貫教育」

 本校は、のびっこ園幼保一体施設「台場保育園」「台場幼稚園」と同敷地、校舎内にあります。0歳児から12歳児童までが学ぶ学舎として、幼児、児童を主役に教職員、保護者、地域、また地域の保育園とも一体となり、教育活動を展開しています。そして、日々の授業を中心に生活、行事などの体験学習や地域との関わりを通して、「互いを尊重し、認め合い、助け合い、高め合う児童」「台場小学校に誇りをもち、地域を愛し、かかわろうとする児童」の育成を目指しています。
 加えて、品川学園と共有した小中一貫教育目標を設定し、教職員や児童・生徒相互の研究・交流活動を実践しています。最高学年である「輝く6年生」の育成を目指し、どこの中学校に進学しても、自ら学び堂々と活躍できる智徳体の力を身に付けさせる「保幼小一体教育」「小中一貫教育」を充実してまいります。

 

令和6年度グランドデザイン(PDF)

 

令和6年度 重点目標と具体的な教育方針

 学習規律を確立し、一人一人を大切にして、基礎基本となる学力を育成します

 

全校で統一した学習規律「台場スタンダード」に基づき学習でのルールやマナーを徹底していきます。
児童一人一人に多くの教職員の目と心と手をかけ支援しながら、基礎基本となる知識、技能の習得を目指し、自ら学ぼうとする意欲や態度を育てます。

 

算数専科や講師による「算数少人数授業」や学級副担任も関わる「個別指導」「T.T.授業」「家庭学習」、複数の教員がかかわる「ステップアップ学習」「補習授業」の取組など児童一人一人に細やかに対応する指導を行います。
「朝帯学習8:25-8:40」では、登校したらすぐに言語、数量領域の繰り返しの学習や読書・作文活動に取り組み、1日の学習のリズムをつくります。
全国や東京都、品川区の学力調査結果を受けて、児童の実態を明らかにして、重点指導内容を精選したり、全教職員が共通課題を明確にしたりして日々の授業を充実させます。
各教科の単元末、学期末や学年末には、まとめのテストを繰り返し行い学習内容を確実に身に付けさせます。

算数専科教諭や講師による少人数指導 放課後などでの個別指導 登校したらすぐ取り組む朝帯学習

 

 言語力の育成を通して、思考力、表現力を育てます

 

学習した知識(言葉)を活用して、考えたり、書いたり、また、発表したり、話し合ったりする授業を通して、思考力や表現力を育てます。

 

各教科、領域の学習場面で、学習した「知識(言葉)」や「話し方」を掲示し、児童が活用できるように工夫し言語環境を整えます。

台場授業メソッド(問題解決学習)を通して、予想したり、考えたりしたことを、発表したり、話し合ったりする活動をする授業を重視し展開します。

メディアセンター(図書館)を十分に活用し、読書活動を充実させて、豊かな感性と言語力を育成します。

研究テーマ「自分も大事 友だちも大事 認め合える児童の育成ー自己有用感、自己有能感を育てる授業の工夫」を設定し、授業研究を重ね、教員の指導技術の向上を目指します。

自分の考えを伝える発表活動 メディアセンターでの読書活動 学習した言葉の掲示コーナー

 

 人を大切にする心を育てます

 

教科や市民科での学習や体験活動、行事を通して、自己有用感を高めながら、人権を尊重する知識を学び、自他を大切にする価値観や態度、コミュニケーション能力を育てます。
 

各教科や市民科の学習、また毎月25日は「人権DAY」として、自他を大切にする心情を豊かにする授業を行います。
「赤ちゃんふれあい授業(5,6年)」「保育園・幼稚園との交流活動(全学年)」など、生命と向き合い関わり合う力を学ぶ授業を行います。
自他の違いを認め尊重する価値観や態度を育てる国際理解教育「国際理解集会(全学年)の開催」を推進します。
児童会活動では、児童総会の開催、いじめ根絶宣言など児童が主体的に取組む体制を支援し、人権委員会などを中心にいじめを根絶する活動を行います。
具体的な生活目標を立てて、実践や評価を繰り返しながら、あいさつの慣行や学習規律、礼儀やマナーなどの基本的な生活習慣を身に付けさせます。
日々の児童とのふれあいや行動観察をベースに、毎月の「生活アンケート」の実施、分析などにより、児童理解を深めいじめの防止、早期発見に尽くします。

生命を学ぶ赤ちゃんふれあい授業 人権委員会によるジンケンジャー集会 縦割り班あそび

 

「地域の灯台」を目指し、保護者・地域とともに、地域の子どもたちを育みます

 

地域の保育園や幼稚園、保護者、地域の皆様との交流や共育を通して、皆様に安心していただく地域の灯台の役割を果たし、地域の子どもの安全を守り心身ともに健全な成長を図っていきます。

 

台場保育園・幼稚園や地域の保育園との合同保育、交流活動の充実を図り保幼小一体の教育を進めるとともに、保育園の出張保育の拠点としてのスクールステイ事業をさらに推進します。
校区教育協同委員会・学校地域コーディネーターを通して、地域町会や商店会、保護者PTA、連携中学との連携を深め、一体となって地域の児童の健全育成を充実します。
地域の皆様をゲストにお迎えし、品川地域の歴史、伝統文化、伝統芸能、産業や防災減災を学習し、郷土を愛する心情を育てます。
教職員、児童ともにPTA、地域行事や商店会催し物に進んで参加し、地域の一員として故郷を大切にする心情を育てます。
PTAや関係諸機関との連携を深め、交通安全教室や広域避難訓練、通学路点検などを通して、危機管理を徹底し、児童の生命を守る安全教育を充実します。

保幼小合同の広域避難訓練 地区まつりへの出演 地域の保育園児との交流授業

 


「品川区立学校 特別の教育課程の編成の方針」(PDF)

 

学校概要へ戻る

 

更新日:2024年04月12日 17:35:20